スタンバイは、ビジョナル株式会社とLINEヤフー株式会社が運営する求人検索エンジンです。主に採用企業側から見た特徴、メリット、デメリットは以下の通りです。
主な特徴
- Yahoo! JAPANとの連携: Yahoo! JAPANの検索結果やサービスに求人情報が掲載されるため、幅広いユーザーにリーチできます。
- クリック課金型: 求人情報がクリックされた時にのみ費用が発生する仕組みです。予算を柔軟に設定でき、無駄なコストを抑えやすいのが特徴です。
- 無料掲載: クローリング（インターネット上の求人情報を自動収集）やデータフィード（企業が直接データを連携）によって、無料で求人情報を掲載できます。
- 圧倒的な求人掲載数: 多様な企業や求人サイトから情報を集約しているため、常時1,000万件以上の求人情報が掲載されています。
採用企業側から見たメリット
費用対効果が高い
クリック課金制のため、掲載するだけで費用が発生する従来の求人サイトに比べ、費用を抑えながら効率的な採用活動が可能です。
幅広い層へのリーチ
Yahoo! JAPANとの連携により、多様なユーザー層（主婦やシニア層など）にアプローチできます。
手間を削減
採用サイトを持つ企業は、クローリングやデータフィード機能を利用することで、新たに求人原稿を作成する手間が省けます。
予算を細かく管理
1クリックあたりの単価や、1日・1ヶ月の予算上限を設定できるため、広告費用をコントロールしやすいです。
採用企業側から見たデメリット
競合が多い
無料で利用できるため、多くの企業が求人を掲載しており、ライバルが多い状況です。
露出を増やすには知識が必要
無料掲載の場合、上位表示されにくい傾向があります。クリック課金型広告を利用する場合、効果を出すためにはある程度の運用知識が求められます。
直接入稿ができない
基本的にクローリングやデータフィードでの掲載となるため、求人情報を直接編集して掲載することはできません。
Google検索に弱い傾向
Indeedや求人ボックスと比較すると、Google検索でのSEO（検索エンジン最適化）が弱く、Google検索からの流入が少ない場合があります。
まとめ
結論として、スタンバイは費用を抑えて多くの求職者にリーチしたい企業や、採用サイトをすでに持っていて掲載の手間を省きたい企業にとって、非常に有効な採用ツールと言えます。